本当に蒸し暑い日々が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか？
2023年8月某日、そんな暑さの中、数年ぶりに熊本を訪問してきました。
めったにない機会ですのでご当地グルメもめいいっぱい堪能してきましたよ。
今回はまず熊本食レポ第一弾としてRestaurant「MIMAKI」さんのカレーをご紹介したいと思います。
名店の系譜を受け継ぐRestaurant MIMAKIとは？
皆さんは多くの食通芸能人がこぞって大絶賛しているカレーの名店が熊本市にあることをご存知でしょうか？
「洋食の店 橋本」という洋食レストランです。
ミシュラン一つ星も獲得されているという熊本ではもはや伝説のカレーと言っても過言ではないでしょう。
そして今回ご紹介するのは、その「洋食の店 橋本」で18年間修業し独立開業、10年目を迎えたRestaurant MIMAKI。
実はかれこれ10数年前、僕は「洋食の店 橋本」でカレーを食べ、まるで雷に打たれたかのような衝撃を受けました。
世の中にこんな美味いカレーがあるなんて！！！
あのカレーをもう一度食べたい！
そう思っていたのですが、残念ながら今回は予約が埋まっており、う～ん残念…と思っていたところ、このお店の情報を耳にした訳です。
さて一体どんなレストランなのでしょうか？
スマホの地図とにらめっこしながら路地裏を歩いてゆくと目の前にはこんな光景が！
なんてオシャレなんだ！！
もうこの瞬間からワクワクが止まりません。
期待に胸が高鳴りますね～。
早速入ってみましょう。
感動は美し過ぎる前菜から始まる。
お店の雰囲気はこんな感じ。
「洋食の橋本」さん同様、コチラも洋食レストランとなっておりカレー以外にも様々なメニューがあるようです。
席数は12席のみ。
これぞまさに隠れ家レストラン。このレストランを目的に訪問されるなら予約は必須ですね。
天井の照明もシンプルだけどとってもオシャレです。こういう雰囲気、落ち着くし大好きだなあ！
予約の際にすでに注文をしていましたので早速前菜のプレートが到着しました。
これがMIMAKIさんの名物の一つ「季節の野菜と海の幸の前菜」です。
センスが光る盛り付けにテンション爆上がりですね。
タコ、メバチマグロ、しめさばといった海の幸とニンジン、ラディッシュ、プチトマトなどの野菜が一口サイズにカットされ、何かは判りませんが特製のソース(ペースト？)で軽く味付けされています。
お腹ペコペコなので早速一口！
うん！美味い！
やさしい味付けで、旬のそれぞれの食材の味をじっくり楽しむ感じの前菜。
野菜も魚介もそれぞれの食材の旨味がしっかり感じられます。
次に頂くのは、ニンジンと玉ねぎのサラダ！
このサラダのドレッシング、本当に美味しかった。
先ほどの前菜よりはっきりとした味付けで、酸味と甘みが絶妙。
このドレッシングがあれば無限にサラダを食べられそうなくらいの美味しさです。
メインが来る前にもう大満足だったり。
隠れ家レストランの人気メニュー！牛ヒレのカツカレ－を食す。
そしていよいよメインメニューの登場です。
ルーとライスは別々に盛り付けられていて、ルーが土鍋に入れてあるのは「洋食の橋本」さん譲りの伝統スタイルですね。
この土鍋のルーは2人前なのですが、1人前が大体普通のカレーの1.5倍くらいの分量はありそう。けっこうボリュームがあります。しかもライスはおかわり自由とのこと。これは満腹必至ですね！
写真ではわかりづらいですが、ぐつぐつと土鍋で煮込まれた熱々のルーの見た目とスパイスの香りの誘惑が凄まじく、もう我慢できません。
そしてこれが牛ヒレカツですよ。
見ればわかるそのカタチ、あ！これ絶対に美味いやつだ。
自分スタイルでお皿に盛り付け、いざ実食！！
う、うんめぇ！！
なんやこりゃあ～！
もう何が入っているか判らないぐらいに溶け込んだ野菜、何とも言えない複雑なスパイスの旨味、食べ進めるほどにカラダが熱くなってきて辛さが少しづつ口の中で増してゆくこの感じはまさに絶品カレーですよ。
僕の記憶の中にある10数年以上前に頂いた「洋食の店 橋本」のカレーとは少し方向性が異なり、さっぱりと大人向けにスパイシーさが増した印象。そしてライスもほんのりバターのようなコクを感じます。これぞプロフェッショナルの仕事ですね。
そしてこの牛ヒレカツですよ。
衣の中のお肉の火入れ感が絶妙、このミディアムレア肉のうまみが凄い！
そして噛まなくても溶けるのでは？と思わせる柔らかさです。
この肉の旨味とカレールウの織り成すハーモニーはホンマにヤバい！
もう無我夢中、無言で食べ進め、あっという間に完食です。
ちなみに食後にはコーヒーか紅茶が付いてきますが、すっかり写真を撮り忘れてしまいました。
そうです。写真を撮ることを忘れるくらいの美味しさだったのです。
いつになるか判りませんが、これは次回も再訪決定ですね！
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